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現在の日本のオーガニック事情は?

日本のオーガニックの現状は、アメリカやドイツ、フランスといった先進国と比較すると、まだまだ特殊な市場であるといえます。オーガニック製品の原料となる有機農産物については、後述する有機JASという規格が始まりましたが、有機野菜やオーガニック食品などは一般的なスーパーなどでの取り扱いはごくわずかで、高級スーパーと言われる店舗や専門ショップに行かないと手に入らないというのが現状です。また、価格も高く、比較的、富裕層だけのものだというのが実情です。オーガニックコスメについても、実店舗での流通はごくわずかで、大手メーカーのコスメしか使ったことがないという人が大多数でしょう。規格もまだまだ整備途中です。これからのマーケットの拡大と、安価のオーガニック製品の流通が待ち望まれます。

日本のオーガニック認証

先述したように、有機農業についての規格は整備がはじまりましたが、オーガニックコスメの認証については、民間団体の認証がいくつかあるのみ。関係省庁による整備はまだまだ先になりそうです。

有機JAS認定

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日本では、農林水産省によって2001年から農作物に対して「有機JAS」という規格がスタートしました。制定以前はオーガニックに対する基準や認定が曖昧で、例えば無農薬であっても化学肥料を使用している商品を「有機栽培」といって販売する、などということがあったようです。制定以後は、この有機JAS認定を取得している商品だけが、直接「オーガニック」や「有機」という表記をして販売することが認められています。
規格については農水省のホームページ内でくわしく確認することができます。

日本オーガニックコスメ協会(JOCA)

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有機JASはあくまで農作物に対する規格です。オーガニックコスメ認定に関しては、国としては化粧品に対する基準がないため、民間のNPO団体などがオーガニックコスメの基準制定や推奨を行っています。その一つが、2007年に環境NGOアイシスガイアネットによって設立された「日本オーガニックコスメ協会(JOCA)」です。
基準の内容については、協会の公式サイトで確認することができます。

ただ、JOCAは認証マークを発行している訳ではありませんので、日本でオーガニックコスメを選ぶ際には、成分表を自分の目で確認したり、海外の信頼のおけるオーガニック認定を受けた商品を選ぶ必要があります。

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